韓国


先月韓国に3泊ほどで出張に行ってきた。

まさに眠らない街、食の街。平日の明朝まで飯食ってるやつらは翌朝普通に出社して働いている。
でも完全にエリートとノンエリートで分別されており、学歴競争に勝ち残ったエリートはもう仕事しまくり、引き続きがんばりまくる。国として今はサムソン、LGなどの輸出企業が大きな稼ぎ頭で、サムソンなんかGDPの20%弱というちょっとやばいくらいの状況の中、エリート層は目が外に向いており、海外の大学院で教育を受けたりして、英語力もある種標準装備状態。その上、接待文化、儒教文化も兼ねあって、夜の街についてもしっかり抑えているあたりは商社マンみたいだ。

たった3日間一緒に過ごした彼らを参考にして韓国の国民性を一般化できないけど、GDPの差からくる韓国の外需主導型姿勢、割り切りは人材をも必然的に国際化させ、海外で戦うように育成されているなと感じた。
翻って日本でも内需が先細りするような中では、うってでる必要がどんどん増すだろうし、一部の商社やメーカーだけでなく、ユニクロ楽天のように英語宣言されたりして、国際化を進めていかざるを得なくなるのは流れなのかなと思う。国として避けたいのはGDPも国際化も中途半端で結局、内向きで内弁慶な状態を深めていくことだなと思った。