フラガール

いまさらながら見る。

石炭全盛の時代が終わり、石油にシフトしていく中の炭鉱の村が舞台。
村の娘さん達が炭鉱の代価事業として建設されるハワイアンセンターのフラダンサーとなっていくその過程が描かれている。

物悲しい時代だ。トヨエツ演じる炭鉱勤務の青年の言葉がいい。

「親子3代ずっと炭鉱で働いてきた。時代が変わったからといって何で俺らまで変わらないといけないんだ。」

いつの時代にもあるだろうけど、ほんとどうしようもないパラダイムシフト。時代の流れって怖いな。

親父のリストラによって途中でダンサーをあきらめ、夕張に引っ越す女の子がいるんだけど、ほんとかわいそうで思わずうるうるした。


歳だな。涙腺が弱くなった。