新書みたいなもんは

ここ1月ほどフィクション小説よりも新書が体にあってて、大人買いしている。

新書みたいなもんは昔はもう少しまともだったんだろうけど今はもう本当にいい加減。
1個トピックと何がしかの肩書きがあれば誰でもかけそうなものが多々ある。
流行の単語でタイトルを彩るものもよく見かけ、あほかとつぶやくときもちらほら。
最近じゃ織田裕二に高原直泰も私の履歴書的に生き様を語っていたりする。
そんなものもひっくるめて、何がしか自分に響くものがあればとりあえず買うことにしている。

コースアウトに至ることがしばしば。でも中にはおもしろいものもある。

昔は学生がここから知識を得たりしたのかもしれない。
ただ、今の自分にとってはその比重がそれほど高くなく、その代わりに、
いかに世の中が適当かということを思い、書き手の論理や考えが
彼ら個人の調査結果もしくは主義主張でしかないということを
心に刻み、自分の主義主張を深めるものになっている。
後は著者の生き様は1人の人間の生き様として単純におもしろい場合もある。

ただ、基本何度も読む価値はない。そういうものだと思っている。
新書はBook-offでも氾濫している結果、売っても安くで買い叩かれる。

ということで新書はお風呂でもどこでも読めるよき友達ということだ。