プロジェクトに同じ責務を持つ人は一人でいい

というのが持論。

なにがしかのプロジェクトは、リーダー担当、技術担当、保守担当、営業担当等々、それぞれの責務を明確にして責任とオーナーシップを持って実行していくことで成り立つ。大きなプロジェクトであれば責務を分解してアサインする必要があるけど基本の考え方は一緒。
このなかで同じことをやる人が複数いるとやっかい。
人それぞれやり方が違うし、考えが違う。完全にかみ合うのはほぼなく、あったとしても人間関係上の上下だったりスキルセットの明らかな差があったりして片方の意見に引きずられてしまうか、お互いが遠慮してぐだぐだになってしまうのが落ちだ。
OJT期間ならまだしも正式にチームメンバーとしてアサインされているのであればやはり一人でその責務を成し遂げた方が経験にもなるし、仕事への責任感も生まれる。っていうかそうじゃなきゃ楽しくない。
リスクヘッジのためのバックアップは検討要だけどそれも資料に落としていたり、きちんとメンバー間で進捗管理すれば補填は可能だと思う。

プロジェクトの難易度が高くそもそものタスク/責務分解が難しいというのはあるし、それはやってみないとわからないかもしれない。でも基本は上の考え方を意識し、それをもとに随時組み直していく考え方をチームに周知し、進めていくのが大事なんだと思う。

まあ要するにだぶった人間同士で組んで何かやるのってやっぱり面倒くさい上に利が薄いなと思った次第です。