テレビは見てはいけない
テレビッ子なので思わず購入。この人俺の愛読書サイゾーのオーナーだったのね。
この人自身がうさんくささ全開なのだが、CMUでDrとったんだからすごいんだろう。本自体はそこそこ笑えた。
人はいろんなメディアによって洗脳(影響)を受けている。それを認識し、批判的精神を持って、自己を維持し、自分のやりたいことをやりなさい、と苫米地さんは歌っている。働いていないとダメだなんていうのも、小学校から私立にいかないとなんて言うのも、みんなその一種。本当にそうなのか自分で納得したのかと問いつめろと彼は言う。
自己実現に対する考えは1つ面白かった。人は自己のコンフォートゾーンなる心地よい空間を持ち、それとずれていると落ち着かなくなる。実現したいあるべき姿をイメージし、そこにこのコンフォートゾーンを合わせることで、そことのギャップにいる今を不愉快に思い、自分を変えようと自発的に動き出す。その実現したいイメージが今のコンフォートゾーン以内であるとこの現象は起きないため、より実現困難な目標をたてる方が望ましいんだと。なるほど。それは言えている。
ふと思ったがなんか最近こんな本ばっかり読んでるな。まったく意識してなかったが。俺の個人的な趣向もあるけど、何気なく本屋で見つけてるだけだからなー。今のはやりなのかも。脱戦後サラリーマン路線。悩める時代ってことなんだろうな。
もうそろそろおなかいっぱいになってきたから、今ある本読んだら、啓蒙書はもうやめて、違う系統の本を選んでいこ。
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/09/16
- メディア: 新書
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