4-2-3-1

本屋で立ち読みしてたら結構面白かったので購入。

このおっさんは月刊マガジンというマイナー月刊誌にてコラムを掲載しているんだけど、それがまた日本サッカーに対する批判が多すぎて、漫画の合間に読むコラムにしてはアクが強く不愉快になることもしばしば。

ただ、おっさんが指摘する点はもっともだ。外野からみれば。

日本独自のやり方を見つけるべきというのがゴールにあるのはいいけど、一度はヨーロッパのトップでやってる監督やマネージャーを引っ張ってきて、現在の最先端を取り入れることにトライしてみたい。

物事は真似事から始まる。まずは人真似をし、そこから独自の道を見つけ、あゆむというのが普通のプロセスだと思うんですが。
真似をする時期が終わるのは独自の道を歩んでもよい十分なスキルが身についたときだと思う。
それを言うにはまだ日本サッカーは若いと思う。

そんなのずっと見ている関係者なら普通に感じると思うんだけどな。
今の日本の戦力では彼らの名声を傷つけるリスクと金額に差がありすぎるのかな。

いずれにせよそれをせずに独自の道とか言って、抽象的なゴールを目指しているようでは、圧倒的に差がある中で追いつき追い越すのはきっついなーとEuroのオランダxフランスを見た後に日本xタイを見て思った。


4‐2‐3‐1―サッカーを戦術から理解する (光文社新書)

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