カルテルはだめなのに労働組合がいいのは何でだ?

SI業界にいたときから感じていた疑問。

先日シャープがカルテルをしたといって罰則金を払っていたのをニュースで見て思い出した。なんでカルテルはだめなんだと。
自由競争を阻害するというのはあるだろうけど、大手がカルテルを組み価格維持に動くことが結果的に急激な価格破壊を起こさず、価値あるものを保持する企業は収益をあげられ、その会社にいる社員達はリストラされることなく暮らせるはず。
完全なる談合社会となり入らないものは村八分されるのはダメだけど、やりたいやつだけやってそれが購入先にとって無視できない存在となる規模であればいいんじゃないのと思う。入らなくて勝手に価格破壊を望んでチャレンジングなプライシングをするも自由なら。

労働組合もお金を受け取るものが徒党を組んで権利を主張し、給料や福利厚生を維持するというある種のカルテルだよね。これを企業がするのの何が悪いのかよくわからず。


SIも馬鹿にしたような安値で競い合うよりも大手が徒党を組んでやればいいのにって思ってた。かなりの知恵と労力を費やさないといけないのに安値でたたきうるのがもったいない。

共産主義にまでふれてしまうのは行き過ぎだけどもう少し協調を大事にしてもいいのではと思う。