人の判断なんていい加減だ

たまたま昔の写真を見ていて思ったこと。

テレビでたまに数年前のドラマの映像が出たりするが、まず最初に思うのが「うわっおれなんでこの人をかわいいと思ってたんだろうか?」という完全にくだらない点だ。これは別に男女関係なく思うだろうし、ドラマだけでなくグラビアだったりでも同じ。
時代が変わると共に化粧だったり、ファッションだったりが変わっている。だからといって個人の判断基準はかわる必要はないんだけど、結局はその時代にかわいいと思われるある種の共通解みたいなものがあり、知らない間にそれが頭にこびりついているからそう思うんだろう。

これは別にドラマを見てかわいいかわいくない云々という話だけではなく、いろんなことに対して当てはまる話だと思う。

気づけば人はその時代の共通解に染められている。その共通解は誰が作ってるかというと、結局はメディアだったりするのだから怖いなぁと。逆に昔のものを見て、今でも変わらずかわいい(大事だと)思えたりするのは、自分の価値観を時代によってぶれずにいられる素敵な感覚を持っているか、はたまた時代によっても変わらない普遍的に貴重なものかどっちかということか。