命の輝き


どんな状況にいても自分を見失わない。

いけていない状況にいるということを自覚して発言する人はよくいるが、それを言う姿からはその人が前に持っていた命の輝きが薄れて、その人自身が環境と同色に染まっているように外野から見えるということに気づいているのだろうか。そんな人から出てくる言葉は未来の話さえも色あせて見えてしまう。

その昔に見せていた素敵な目の輝きや強烈な意志はこうして消えさり光を失っていく。すごくすばらしいものだと思ったのに。それが現実だ、大人になることだ、社会を知ることだ、というなら、それはすごく悲しい話だなと思う。


三十路を超えたこれからは、病気とか家庭とかもっとシビアな問題がどんどん出てくるだろう。でも俺は死ぬぎりぎりまでその荒波を否定しよう。強く思う。